tag:blogger.com,1999:blog-19610002285135967592024-02-19T17:07:46.998+00:00do key framingKey framing! put your cool pose on your Animation! Enjoy your animate.Norihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.comBlogger51125tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-46121848423581663152021-06-24T22:09:00.002+01:002021-06-24T22:09:52.309+01:00天城越えにおけるアニメーション的思考 みなさん、天城越えという歌を知ってますか?歌っているのは石川さゆりさんなのですが、この方は歌が上手いだけでなく、歌っているときの表情や振り付けがとても素晴らしいです。今回は、この天城越えを僕の独断と偏見に溢れたアニメーター視線でどのように素晴らしいかをさらっとまとめていきたいと思います。とりあえずこれが天城越えだ!天城越え勿体ぶってもしょうがないので、早速書いていくと、まず開始早々の38秒あたり、隠しきれない移り香がいつしか貴方に、染み付いた。の部分!気づきましたか?いつしか貴方にの後に、深い瞬きをしているのを!そしてその後の表情が相手のことを思い出す表情に変化したのを!思いが遥か遠くの彼のもとに飛んでいっているのを感じませんか?その後に続く歌詞の部分、「誰かに盗られるくらいなら」盗られると歌っているときにわずかですが首を左右に降っていますよね。そうですよ、サブテキストですNorihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-25793226178692383202018-01-25T10:45:00.000+00:002018-01-25T10:45:11.477+00:00アクティングアニメーションへのアプローチ
今回は久々のアニメーションネタで、
アクティングアニメーションへのアプローチの仕方について書いていきたいと思います。
というのもアクティングを始めたいけど、
どのように始めたら良いのかいまいちわからないという質問を多々もらったからです。
そもそも、アクティングとはなんでしょう。辞書の定義によると、
「他人の役割を演じる、取り持つ」ということらしいです。
これをアニメーションに置き換えると「キャラクターの役割を演じる」って感じですかね。
では、この役割を演じるにあたって必要なものはなんでしょう?
キャラクターのバックグラウンド
何を考えているのか
何をかんじているのか
大まかにこの様になります。つまりこれらの情報を知る(設定する)ことにより、
キャラクターがどのように行動するのかを予測しやすくなります。
一方これらを考慮しないでアニメーションを作成し始めるとNorihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-44209906038553254142017-11-23T06:02:00.000+00:002017-11-23T06:02:05.452+00:00ビデオリファレンス用のカメラとか動画ソフトとか(入門用)
最近は多くのアニメーターがビデオリファレンスを使用するようになってきたの
で、そのことについて少し触れていきます。
まず、ビデオリファレンスとはあくまでリファレンス(参考)であり必ず撮影す
る必要もないのですが、最近は多くのアニメーターがビデオリファレン スの有
益さを理解し始め多く使われるようになりました。ビデオリファレンスが支流に
なる前は、写真や紙にポーズを描いたりしてリファレンスとして いました。
さてではまずビデオリファレンスで必要なものといえば、カメラ。僕は以前コン
デジのビデオ機能でリファレンスを撮影し、それを利用していました が、もう
少し高解像度なものが欲しく、GOPROを購入しました。GoProの良いところは、ス
マートフォンからリモート操作を行えるところで、 これは一人でリファレンス
を撮るには非常に重宝しています。
毎回人に撮影を頼めるわけNorihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-61447469259991516412017-06-07T15:52:00.000+01:002017-06-08T10:14:28.417+01:00CG映像関係で働いてみたい、働き始めた人達へ今回はアニメーション関係のネタではなく、学生さん達や働き始めて間もない人達に向けて少し書いてみたいと思います。と言うのも、今回の帰国の際に、学生さんや新人の人達の話を聞く機会が多くあったので、色々知ることができました。少しでもそういう人達の手助けにでもなればと。
とりあえず、CG&映像関係で働らこうと考えている、働き始めた皆さんいらっしゃい。この仕事、本当に好きならとても面白いです。でも続けているうちにだんだん詰まらなくなるかもしれませんよ。そしたら別にCGにこだわらず、違うこと始めてもいいと思います。やりたいことなんてコロコロ変わるものなんです。気にしないで。会社だって同じです。一度入った会社、退職までずっといる必要はないんですよ。自分の目的に応じて会社を移っていいんですよ。
失敗を恐れないでください。失敗ってのは自分で思ってる以上に巻き返しができるものですよ。セーフゾーンにいるのNorihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-29879501047763405402016-12-29T23:32:00.000+00:002016-12-29T23:32:00.087+00:00Shotgun(アニメーターの)使用例2016年も残り少なくなりました!今年最後の話題はShotgunについて書いてみたいと思います。最近は日本でも導入記事が多く見られる様になったShotgunですが今回はアニメーターである僕がVFX会社でどの様に使用して、プロダクションがどの様に使用しているのかを書いていきたいと思います。
まず、Shotgunとはざっくり言うとタスク管理ツールに分類されると思います。
詳しい事はリンク先を見てもらうとして、実際に今の会社ではどの様に使用されているかを体験談として書いていこうと思います。
まずプロダクションによるショットアサインが起こります。プロダクションが僕にショットを振り分けるのです。そして、アニメーターである僕がこの時点でするべきことは
ショットの長さを確認する
リタイム、フロップ、リラックなどの変更はあるか?
前行程と後行程は誰なのか?
何日アニメーションに割り振られNorihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-78518274018587253232016-11-19T10:44:00.000+00:002016-11-19T10:44:19.737+00:00海外の会社のリクルートページの読み方今回は「学生の方」や「海外の会社にそろそろ応募してみたいな」と考えている人向けの内容になります。日本のリクルートページは日本語なので、苦もなく読み進められるのですが、初めて海外のリクルートページを見ると、英語ばかりで二の足を踏んでしまいます。そうなら無いように少しばかりリクルートページを読み解いていきたいと思います。
"Location" これは働く場所を指します。例えば Location :Londonとあればロンドンの会社Location:Vancouverとあれば、バンクーバの会社で働くと言うことです。これは支社を世界各国に持っている会社のページによく見られます。注意してチェックしないと、自分はバンクーバーで働きたいのに、ロンドンの方で応募していたという手違いが起こります。
"Job Description" "Key propose of job"などなど。これは主にやる仕事Norihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-77361793195620463702016-10-17T20:49:00.000+01:002016-10-17T20:51:46.460+01:00プレッシャーと息抜き今回は忙しい中での息抜きについて書いていきたいと思います。
まず、今の会社では月に一度ピザとビールが振る舞われます。これは"Pizza and Beer"というイベントで、「いつも頑張ってくれてありがとう」という感謝の意味を込めた会社からのギフトになります。これは会社毎に頻度が変わると思いますが、多くの会社で行われている催しだと聞いています。(これは日本の会社でもやっている所もあるようです。)
今の会社では各フロアにビールとピザが配布されます(フリー)。今の会社は5F階まであるので、ピザとビールの量は相当量になると思いますが、こういう些細な事を会社側がすることで、働いている僕らのやる気が増量します。
また、各部署やプロジェクトによっては各自に飲み会を会社でやっていたりしたりしています。以前のプロジェクトではアニメーターセクションが”Friday Bar”という名目で毎週金曜日にNorihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-56935056571845494722016-09-19T00:26:00.000+01:002016-10-18T21:36:15.288+01:00VFX会社のアニメーション今回はVFX会社でのアニメーションについて簡潔に紹介したいと思います。僕自身は日本でのVFX経験がないので、日本と比較できませんが日本で働いていて海外のVFXアニメーションに興味がある人には役立てるのではないかと思います。
まず、アニメーションの種類ですが、ざっくり分けて二種類あります。
キーフレームアニメーション
モーションキャプチャーベース
ショットによって、どちらの手法を使用するか指示がある場合があります。もしそういう類の指示がなければ、各自が決定することができます。モーションキャプチャーを使用する場合はライブラリーのどのファイルを使用すればいいのか、もしショット用に新しいキャプターデータがあるならどれを使うのかという事が、リードやスープから連絡がきます。
キーフレームの場合は自分で演技を考えて作成していきます。キャプターのファイルを使うにしても、細かい修正などがNorihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-3701174304858337072016-06-08T15:34:00.001+01:002016-10-18T21:38:34.663+01:00最近のVFX事情あれこれ
今回は最近のVFX事情についてまとめてみたいと思います。バンクーバー、モントリオール、イギリスを中心に話を進めていきます。耳にすることが多くなった、カナダの事情や、今僕自身がいるイギリスの事情について触れていこうと思います。
まず、カナダですがバンクーバーが今非常に活気があります。またこれから紹介していく他のどの場所よりも1番VFX関係の日本人が多い場所であるかと思います。理由としては、まず仕事の多くがバンクーバーに流れているため、多くの人が必要とされているからです。しかしながら、バンクーバーで仕事を得るのが簡単か?いえば事はそんなに簡単ではなく難しいと言えると思います。バンクーバーには多くの大手VFX会社がありますが、どの会社も即戦力を欲しがっています。そのため多くの会社はこぞってミドル以上のレベルを雇いたいと考えています。ですのでミドル以上にとっては、求職し易い場所かもしれまNorihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-43548895273388635832015-07-27T17:13:00.001+01:002015-07-27T17:20:12.922+01:00再びサブテキストについて書いてみる(Tangledより)
以前、サブテキストについての投稿をしましたが、今回は知り合いが面白い動画を見つけてきたので、それを元に再びサブテキストについて書いていこうかと思います。
サブテキストというものはそれ自体「読む」のは難しく、見ている人の経験やなどに左右されますので、「そういう解釈もあるんんだ」位で読んでもらって、皆さんでも一度、考えてもらえると嬉しいです。(実際、人が分析した物を読むより、自分で分析していく方が面白いですし、自分がアニメーションに入れるときにも役にたちます。)
今回は、タイトルの「Tangred」からの引用になります。(動画が使えないので、トレースした画を使用してます。下手くそですいません!本編ではおよそ1時間20分辺りのところになります。)
まず上の画像のところでフリンが「I feel maybe this whole time, we’ve just Norihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-51949939475984609572015-02-22T04:42:00.000+00:002015-02-22T04:42:27.125+00:00Posing ポージングについて今回は、ポージングについて書いてみたいと思います。
良いポージングというのはショットショットのシチュエーションや、アニメーションスタイルによって変わったりするので、今回は基本的な部分について書きます。
とりあえず、どういう物かというと…
シルエットがはっきりしている。カメラから見たときのシルエットが何をしているのか解り易い。
アークを含んでいる
ポーズが安定している
コントラストがある
Asymmetry
シルエットがはっきりしている
さて、ここに挙げた二つのポーズ
どちらが良いでしょうか?
どちらも、問題ないように思われますね。
さて今度はどうでしょうか?
シルエットだけを見ると上のポーズよりも
右のポーズの方がはっきりと解りませんか?上のNorihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-3153997589653369402014-11-23T13:18:00.000+00:002015-02-21T01:26:45.309+00:00Subtext サブテキスト 〜隠された言葉〜
前回少し紹介したように、今回はサブテキストについて書いてゆきたいと思います。
”Subtext サブテキスト”とは?
これは、台詞では表されていない人物などの態度(感情、考え)です。主に表情、身体の動きなどに現れます。そして、これらのサブテキストは、全世界共通のものとそうでは無いもの(文化的背景に多く依存するもの)があります。
がしかし、多くの役者やアニメーションで使われるのは全世界共通のものが多いです。というのも、作られた作品は、色々な国、文化の人々が見る事になるからです。なので可能な限り文化的背景を持ったサブテキストは回避するようにしています。
ここからは、参考アクティングと共に書いて行きたいと思います。
参考にする動画は、原題"Notebook" (邦題 君に読む物語)です。この映画、僕自身、話の内容も好きですが、主人公の男女のエモーショナルな演技が素晴らNorihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-68395138018123908182014-11-18T05:52:00.000+00:002014-11-23T13:18:52.645+00:00Animationの決まり事
皆さんはアニメーションを付けるときに気をつけている事は何でしょうか?アニメーションでアクティングを付ける際に色々な決まり事などが本などに書かれていることがありますが、皆さんはいくつ思いつくでしょうか?
リップシンクはオーディオの2F前に付けると良い
緊張している人は瞬きが多くなる
楽しい事や、嬉しい事を考えている時は視線が上向きになる
緊張している人の視線は速く動く
などなど、思いつくもの全て書き出してください。
書けましたでしょうか?
では、書き出したそれらを全て忘れてください。
アクティングを付けるにあたって、それらは正解であり間違いでもあります。なぜなら、それらは一般論であって、必ずしもどの場合にも当てはまるとは限らないからです。当たり前の事をいまさらと思うかもしれませんが、実際アクティングを付ける際にこれらの決まり事にガチガチにとらわれすぎて、おかしなNorihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-65005147277732190322014-10-18T02:47:00.000+01:002014-10-18T02:47:03.587+01:00Paddingtonを終えて。。。。
タイトル通り、プロジェクトがアニメーター的に終了して、毎日マッタリと過ごしている所です。でまぁ、 Paddingtonはほぼ9ヶ月ほどアニメーターとして関わっていました。最初は僕を含め、3人程で始まったプロジェクトも最終的には、アニメーションデパートメント全員でやる、大プロジェクトになりました。とてもいい経験でした。
初めての海外就労という事もあり、最初は色々と戸惑っていましたが、最終的にはよい感じに終れたと思います。(スーパーバイザーが素晴らしい成長ぶりだとプロジェクトのレビューでいってくれていたのを、事実だと信じたい。勿論周りの人のサポートがあっての成長ですが)
振り返って、何が最初駄目だったか?
アニメーションを付けて、サブミットして、その後コメントを待つ。最初はこのスタンスでした。しかし、ある時期から、コレはなんなく良くない気がして、方針を変えました。
どう変えたのかというNorihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-77370579605599757292014-10-11T15:06:00.001+01:002014-10-11T15:06:52.723+01:00ブロッキングの誤認識について
最近後輩のアニメーターとSkypeで話をして気付いた事、ブロッキングについて少し間違った認識をしていたので、それについて書いてみたいと思います。
まず、定義としてブロッキングと言うのは、アニメーションの進行状況を表すステージであるという事です。
その彼が間違っていたのはブロッキング=ステップモードのカーブと認識していた所。
上記にあるように、ブロッキングはアニメーションのステージを表すものなので、ステップモードのカーブの人もいれば、スプラインカーブの人もいます。つまり、カーブの状態は全く関係ありません。 Twitterのタイムラインでも以前似たような事を呟いてた人が居たので、日本ではそういう独特な使われ方をしているのかもしれませんね。
折角なので、ブロッキングについては以前書きましたがもう少し書いて行きたいと思います。
ブロッキングは、基本自分がそのショットに入れたい動きをNorihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-18908280666099600272014-08-25T00:27:00.001+01:002014-08-25T00:27:19.283+01:00Layout, Blocking, Polish
今回は、タイトルにある様にLayout, Blocking, Polishの事について今の仕事場の状況を交えて書いてみたいと思います。
ザックリこの三つの物をまとめてみると
Layout フレーミング、何処にどれだけ移動するのかなどの大まかな情報を含めたもの
Blocking Layoutでアプルーブが出た物に対し更に詰めたアニメーションを入れ込む。この段階はアニメーションのブルーフィルムの様な物なので、自分がしたいアニメーションを全て詰め込んでおいた方がいい(texture含む)
Polish Blockingでアプルーブが出た物に対してさらに細かいチェックをしつつ、アニメーションを整えて行く
という流れになります。それぞれ、細かく見てゆくと
Layoutで必要な要素は、どのキャラが、何処で、何を、どれくらい、どうするのか?という事を明確にしてゆく作業です。カメラからNorihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-27431174094298187412014-07-19T22:41:00.001+01:002014-07-20T22:24:42.869+01:00Disney PixarとかDreamWorksのアニメーションを作るということ
今回はよく日本に居たときに言われた「pixar disneyとかdreamworksのアニメーションのクオリティ」でとかと言う事について思う所を書いてみたいと思います。特に悪意はなく個人的な考えなので、牙を剥かないでください。まず、僕の意見ですが今の日本で3DCG(アニメーションだけに関してという意味で)において上記の会社のクオリティの作品を作れるかと聞かれると、おそらく”NO”と答えます。この答えに考える反論としては、「時間をかければ出来る」「資金があれば可能」と言う感じのことが出てくると思います。本当にそうでしょうか?
まず根本に戻って、なぜ上記の会社のアニメーションが凄いと感じるのでしょう?お金があるからでしょうか?時間をたっぷり掛けているからでしょうか?強力なパイプライン、マシーンがあるからでしょうか?おそらく、これらの要因はほんの小さな一部でしか無いと考えています。
ではNorihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-46044850750508771312014-05-05T05:35:00.002+01:002014-05-05T05:35:15.385+01:00続 Animatorの仕事の話 質疑応答編
前回書いたエントリーに対する質問があったので、今回はそれについての返答をまとめたいと思います。
Mocapの話が出ていたけど、Mocapデーターを修正する別のチームがあるのか?またMocapデーターの編集はしているのか?
Mocapデーターだけを修正しているチームはありません。編集するならAnimatorがやる事になります。あと、コレはスタジオ、プロジェクトにもよると思いますが、今のスタジオは僕が入社してからのプロジェクトを見る限り、Mocapデーターを使用しておらず、手付けでアニメーションしています。また、前回書いた、デジタルダブルもちまちま手付けでやってました。
以前僕がやっていたIanimateと、実際の現場の差はあったか?
コレについてですが、授業でやっていた物と現場の差はほとんど感じません。勿論作業時間の差などはありますが、求められるクオリティ、考え方、Norihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-42430273454878722512014-04-20T15:14:00.000+01:002014-04-20T23:04:29.990+01:00Animatorの仕事の話
今回は、仕事の感じなどを書いてみます。海外志望の人の参考になれば嬉しいです。
僕が今働いているのはFramestoreというVFX会社なので、大半がと言うか、ほぼ全てが実写との合成、映画の仕事となります。仕事の感じなのですが、コレまたプロジェクト、各スタジオ(UKとMontreal)によっても大きく変わってきます。Montrealではアニメーターは全体で25人位でやってます。みんな基本アニメーターは長期の契約で働いています。(Londonの方ではプロジェクトごとの契約があったりします)
以前少しだけ手伝った"Jupiter Ascending"このプロジェクトでAnimatorの主な仕事は
クリーチャーアニメーション
飛行機、ロボットなのどのアニメーション
デジタルダブルのアニメーション
ドア、主砲などのアニメーション
トラッキング的なアニメーション
などがありました。Norihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-67579749356042581242014-03-22T21:34:00.000+00:002014-03-22T22:08:27.636+00:00働き始めて感じた違いなどなど
今回は働き始めて気付いた日本との違い(アニメーター視点中心)をまとめたいと思います。前提として、書いている事が全てのスタジオに当てはまるという事ではないです、念のため。
フィードバックは主にアクティング中心--この感情ならこういう動きではなくて、こうしてほしいとか。
シルエットを大切に--上記を考えつつ、line of actionを考えます。日本で云う、取り合えず、カッコいいポーズというのではなくて、キャラのポーズの流れに意識を置いた感じです
Anatomyにそったアニメーションが要求される--身体も、顔も動きのつながりをちゃんとするように言われます。わかり易い例でたとえると、フェイシャルで喋っているけど、動いてるのは口の周りだけとか。これは勿論NGです。
リファレンスが大量に用意される-サーバーに関係あるものが用意されます。
みんな結構共有大好き-日本では経験無かったのNorihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-64749149884866467892014-02-15T05:49:00.002+00:002014-02-15T05:50:08.833+00:00Let it go は素晴らしい
年が明けて久しぶりの更新です。
もうすぐ公開の"Frozen"。僕は映画館でべた惚れして、家に帰って速攻Youtubeで"Let it go"を見つけて何回も見ていました。このシーケンスはとても良く出来ていると思います。以前なら”このシーケンスは凄い!!”とわかってても、どこが凄いのかが自分ではっきりとは説明できなかったのですが、今は少しばかり上達したのである程度どこが凄いのかが説明できるようになりました。なので今回はどこが”凄いのか”という所を少しだけ書きたいと思います。
このシーケンスは大まかに4つの部分に分ける事が出来ると思います。そしてそれに対応して彼女の心情がどんどん変化して行きます。そこがこのシーケンスの見せ場だと思います。でそれぞれの心情の変化をどのように表しているかというと、まず手袋を脱ぎ捨て、次にマント、そしてティアラ、最後に服。これらが歌の盛り上がりと巧くマッチしNorihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-6404806321662980492013-12-21T07:51:00.000+00:002013-12-21T07:51:04.328+00:00日本から海外就活 アニメーター的視点
今月よりモントリオールのスタジオで働いています。アニメーターの方で海外の大学等に行って、そのまま就職というパターンは見るのですが、日本から応募したまとめ的な物は見つからなかったので、同じような思いの人のお役に立てるならば光栄です。
1リールは何いれるのさ?
コレが一番困りました。というのも僕自身日本に居るわけですしリールにしても何を入れて、リクルーターが何を求めているのが全くわからなかった。また、海外と日本ではアニメーションのスタイルが大きく違うのでそれもどうしようか迷っていました。本来はやはり大学等に行くのが一番良いと思うのですが、お金的余裕も無かったので、Ianimateとというオンラインクラスを始めました。そこで上記の疑問が解決。
リールについてまとめると、まずリクルーターが求めているのはフィジカル+演技のアニメーションリール。バランスよく動いてバランスよく会話しているNorihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-58219544987675194892013-11-17T03:57:00.000+00:002013-11-17T03:57:01.289+00:00Lip sync
今回は少し口周りについて書いてみたいと思います。というのも、あまり正確なlip syncのチュートリアルとか見た事がなかったので、自分のまとめの意味合いも込めて書いていこうかと思います。結構細い部分に重点を置いています。
まず、”口は真ん中から開いて両端から閉じる” 結構この基本がすっ飛ばせれてる事が多い。コレを守るのと守らないのとでは結構クオリティに差が出ます。左が単純に口をパカッツと開いただけの物。右が真ん中から開くようにした物。
感覚的には口の真ん中にジッパーの留め具が付いていてそこから左右に広がって行くという感じです。閉まる時はその逆で、口の端から閉まってゆき最後に真ん中が閉じる。
口の端は結構大切なので、いい加減な形状にはしない方がよいです。
また、口シェイプですが作品のスタイルにもよりますが、なるべく複雑なシェイプにならないようにするのが良いです。あくまでNorihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-20417722663305267112013-08-03T18:30:00.000+01:002013-08-03T18:30:18.598+01:00animationに必要なもの 後編 (from iAnimate lecture)
前回までは、CGでアニメーションに入るまでの話を長々としてきましたが、今回はCGの中でのアニメーションのアプローチについて。
CGキャラクターが「生き生きしている」のと「生き生きしていない」二つの違いは何でしょうか。line of action? posingの悪さ?確かにそれらも要因だとは思いますが、僕の答えは「正しい態度がキャラクターに投影されていない」からだと思います。これは、僕自身の経験や、アニメーションを人に教えた経験からおそらくそうだとおもいます。
では「態度が正しく投影されていない」とはどういう事でしょうか。
それは「少し何かが違っているという状態」だとおもいます。
例えば、上の画像の通り、左の表現を作りたいと思って、作るのですが出来上がった物が右の物だったしたら、どうでしょう。左と右の違いは首の角度のみで、顔の表情その他は全く同じです。Norihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-1961000228513596759.post-40986941945284081622013-07-20T03:52:00.001+01:002013-07-20T03:53:27.179+01:00animationに必要なもの 中編 (from iAnimate lecture)
前回は"empathy"というキーワードがヒントという事で終りました。
今回はコレがどういう風に理解に繋がっていったかを書いていきたいと思います。
最初にまず考えたのが、どうすれば"empathy"を作れるアニメーションなのか。
そもそも、言葉の意味は辞書を見れば乗っているのですが、コレをアニメーションにどう繋げていけばいいのか。その答えはある日のレクチャーで明確になります。
その日に見ていたのはこの映画でした。レクチャーで見たのもまさにこのカットです。
*ここまでの話のバックグラウンドとしてはこの男が一度メジャーリーグをあきらめ少年野球の監督をしていたが、ふとしたきっかけでまたメジャーリークを目指す可能性が出てきた設定です。
このシーケンスは素晴らしい演技が色々有るのですが、このとき質問されたのは6:09~6:30辺りを見て何か気付く事は無いか?でした。何かNorihttp://www.blogger.com/profile/03391258007626559746noreply@blogger.com0