4/15/2012

Acting 01

今回から数回に分けて、アクティングについて書いていきたいと思います。
なので、ボディメカニクス等には、深く触れませんが、アクティングにかかわりそうなところは、カバーしていきたいと思います。

では、まずアクティングについて、少し考察していきたいと思います。
そんなことは必要ないと思うかもしれませんが、必要なことなので我慢してください。

人は次のようなプロセスで行動します。

「考え→行動」

当たり前ですね。でもコレをアニメーションすると ”考え”のところがスポーンと抜けたものが出来ることがあります。でそのアニメーションはアピールするものが無い物になっていしまいます。ただ動いてるだけのアニメーションです。たとえそれは動きが、綺麗でも何の魅力もないものです。

では、前置きはこのあたりにして始めていきます。

まずオーディオはコレを使用します。
台詞は


"I can not make it right again, but i can make things better
やり直す事は出来ないが、今よりよくする事は出来る

i'm your dad
君の父親だしな

and whatever you say till the day that i die,
お前が何を言おうと、私が死ぬまで

you are my gal"
お前は私の娘だ

となります。


で、次にこのオーディオからこの人物のヒストリーを作成していきます。
ここで必要と思われる最小限のものは

  • この人のバックグラウンド(家族構成、教育はちゃんと受けているのか、どこの育ちか。などなど)
  • この台詞を話している場所、時間、回りに誰かいるのか、いないのか。
  • この台詞が話される前は、どういう状況だったのか。
あくまでコレは最小限で、大いに越したことはありません。
ここまでする必要ないんじゃないの?と思ったりもするでしょうが、必ず必要です。
もしこれらが無いまま進めると、必ずといってよいほど、後のプロセスで行き詰ってしまいます。

で、これが僕が作ったヒストリーです。
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Background.

He devoted when his daughter was age 5. then he did not met her again.
But life is so curious, after 20 years later, he meet his daughter by chance.
and from this moment, he trying to get back father's faith.
It is hard to get back, because his daughter will not open her mind.
and after a few contact, he say this line.


some note.

he did not meet her after devote, but he put her photo in his wallet.
before this line, they have quarrel.

彼は娘が5歳のときに離婚した。其れ以来、娘とは会っていない。
が、二十年後、彼は娘と偶然再会する。其れ以来、彼は父親としての威信を取り戻そうとする。しかし、其れはなかなかうまくいかない。というのも娘はなかなか心をひらいてくれない。何回か娘と会い、この台詞をいった。

追加メモ
彼は、離婚してから娘と会っていないけれど、財布に娘の写真を入れていた。
この台詞を言う前、娘とすこしモメタ。
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と、ココまでが準備その1です。まだまだ、mayaに行きませんw
その2が有ります。
次回は、この声から、心の動きを分析して行きます。

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