今回は少し口周りについて書いてみたいと思います。というのも、あまり正確なlip syncのチュートリアルとか見た事がなかったので、自分のまとめの意味合いも込めて書いていこうかと思います。結構細い部分に重点を置いています。
まず、”口は真ん中から開いて両端から閉じる” 結構この基本がすっ飛ばせれてる事が多い。コレを守るのと守らないのとでは結構クオリティに差が出ます。左が単純に口をパカッツと開いただけの物。右が真ん中から開くようにした物。
まず、”口は真ん中から開いて両端から閉じる” 結構この基本がすっ飛ばせれてる事が多い。コレを守るのと守らないのとでは結構クオリティに差が出ます。左が単純に口をパカッツと開いただけの物。右が真ん中から開くようにした物。
感覚的には口の真ん中にジッパーの留め具が付いていてそこから左右に広がって行くという感じです。閉まる時はその逆で、口の端から閉まってゆき最後に真ん中が閉じる。
口の端は結構大切なので、いい加減な形状にはしない方がよいです。
また、口シェイプですが作品のスタイルにもよりますが、なるべく複雑なシェイプにならないようにするのが良いです。あくまでわかり易く単純に。英語の台詞だと、"f" "v"などの下唇を噛む音、また"p" "b"などの空気を出して弾ける音 "th"などの下を噛む音時などの口のシェイプは見ていて認識できるように作ります。これらの音のシェイプをちゃんと作らないと、ずれたリップシンクになってしまうので注意してください。
あとは、口の開きにもease in, ease outをちゃんと付けて、スペーシングを綺麗にしてあげてください。”カートゥーンはアニメーションが急に動いて急に止まってる” と思っている人がいますが、そう見えているようでも(たとえフェイシャルであっても)ちゃんとEase in, Ease outは付けられています。